「パセリ」知られざる美容効果抜群食材!!

 

パセリと言えば、洋食の彩りに添え物として使われるイメージが強く、食べずに残してしまう方も多いでしょう。

実は、パセリは美容面でも健康面でも大変優れている野菜です。

今回は、パセリに含まれる栄養素をご紹介したいと思います!

 

【パセリの栄養価について】

 

パセリは、緑黄色野菜に分類される野菜です。ビタミンとミネラルが豊富に含まれているのですが、特に注目したい栄養素とその効能についてご紹介します。

 

【ビタミン類】

パセリは、β-カロテン、ビタミンC,ビタミンEとビタミン群が大変豊富です。抗酸化作用の高い3つのビタミンの他にもビタミンB1やB2も含まれているため、ビタミンのバランスが非常に良い食材と言えます

これらのビタミン群には、どのような効能が期待出来るのでしょうか。

 

・美容、アンチエイジング効果

 

パセリに含まれる豊富なビタミン群の抗酸化作用によって肌の老化を防ぎ、美肌効果が期待出来ます。

その他にもパセリの成分によってニキビの炎症が抑えられたという研究結果もあり、今注目の美容食品の1つと言えるでしょう。

 

・ダイエット効

 

パセリに含まれるビタミンB1ビタミンB2が脂肪燃焼を促進させ、食物繊維が腸内環境を整えてくれます。また、ハーブ成分による消化促進も期待出来るので、ダイエットのサポート食としても最適な食材と言えますね。

【ミネラル】

パセリには、カリウムや鉄分などのミネラルが豊富です。

パセリはミネラル不足の予防にぴったりの食材と言われている程ミネラルが豊富な食材です。それぞれどのような効果があるのでしょうか。

 

カリウム

 

カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれる作用があります。女性に多いむくみの予防に効果的です。また、高血圧の予防にも役立つと言われています。

 

・鉄分

 

特に女性に多い鉄分不足ですが、パセリを食べていると貧血予防になります。

パセリは、鉄分が豊富に含まれていると言われている、ほうれん草と比べてなんと4倍もの鉄分が含まれています。

貧血に悩まされている女性は多いと思うので、是非パセリを試してみてください。

「アロマテラピー」癒やしをもとめて!!

 

植物から採取される精油エッセンシャルオイル)を使った「芳香療法」です。香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用やトリートメントによって皮膚に吸収される作用により、人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してくれます。

古代文明

 

紀元前古代エジプト文明では「薫香」(お香)や浸剤として使われていました。これは宗教との結びつきも強く、儀式などで使用されたり、ミイラの包帯にミルラを浸して巻くことで防腐処理に使用されたりしていました。古代ギリシャやローマでは、化粧品、香料、薬など様々な用途に芳香植物から採れる貴重な香料を使用していました。

 

イスラム世界》

 

10世紀アラビアの医師であるイブン・スィーナが植物の蒸留法を考案したとされています。最初にイブン・スィーナが蒸留したのは、ケンティフォリア種のローズで、アラブ世界では深い宗教的な意味合いを持つ植物でした。また理論的な医学の体系化を目指し『医学典範』を執筆した人物でもあります。

 

《中世ヨーロッパ》

 

中世ヨーロッパでは、十字軍の騎士たちは遠征時に、樹脂、香油、ハーブと使用方法などアラブの蒸留の技術をヨーロッパに持ち帰り、12世紀には精油は「アラビアの香料」として有名になりました。また蒸留記述が改善され、精油が薬品として利用されるようになりました。

14世紀のハンガリー王女エリザベスは痛風脳卒中の後遺症による麻痺があり、症状を改善するために処方したハーブ薬がハンガリーウォーターで主成分はローズマリーとローズウォーターでした。女王を痛みから解放し、若さを取り戻させた妙薬として有名です。

 

 

【どんな効果があるのか】

 

 揮発した香りの成分は、鼻に入って嗅覚を刺激し、脳に働きかけたり、肺から全身を巡るといいます。またマッサージにより皮膚から身体に浸透します。このように植物の香りや成分が体内に取り込まれると、リラックスや内臓の活発化、毒の排出などの効果がある、と言われています。

【簡単に楽しむ方法】

 本格的に道具を揃えなくてもアロマテラピーを楽しめます。

●お湯を張ったティーカップ精油を一滴たらして周りに広がる香りを楽しむ(飲用も可)

●お風呂に精油を5、6滴たらして沐浴する

「ウォーキング」自分に合った歩数から健康維持を!!

理想の歩数は1日何歩?健康維持や脂肪燃焼に必要な歩数についても解説

ウォーキングを始めてみたいけれど、どの程度歩けば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。健康のため、ダイエットのためなど、ウォーキングを始める目的は人それぞれです。 ウォーキングを行う場合、目的別に必要となる1日あたりの歩数は異なります。

また、歩数だけを意識しても、カロリーは消費されない場合があるため、理想の歩数値に加え、歩く速度も考慮する必要があります。

 

ここでは、1日の歩数の目安について説明します。自身の目的に合わせた理想の歩数を見つけてください。 

 

1日あたりの歩数の目安は、以下のとおり大きく3つに分かれます。 

 

2,000歩 

5.000歩 

8,000歩 

それぞれの歩数あたりに期待できる効果について、それぞれ説明します。

 

・2,000歩 (距離:約1.4km/時間:20分~25分/消費カロリー:60キロカロリー

 

1日2,000歩の歩数を理想とする場合、寝たきりの予防につながります。普段あまり運動をしない方にとって、いきなり5,000歩以上歩くのは身体に負担がかかりすぎてしまうことも少なくありません。

 

歌を歌う余裕はないけれど、適度に会話が楽しめる程度の歩数ペースで、無理のない範囲で歩くのがおすすめです。

 

・5,000歩 (距離:約3.5km/時間:50分~60分/消費カロリー:150キロカロリー

 

2つ目の歩数の理想値は、1日5,000歩ペースで歩くことです。1日5,000歩のウォーキングを続けることで、認知症や心疾患、要介護、脳卒中の予防につなげられます。

 

・8,000歩 (距離:5.6km/時間:80分~100分/消費カロリー:240キロカロリー

 

最後の歩数の理想値は、1日8,000歩を目標に歩くことです。1日8,000歩のウォーキングを続けることで、脂質異常症や糖尿病、高血圧の予防につなげられます。

 

実際、研究結果として、1日8,000歩以上を目安に歩くことで、健康寿命を延ばすことや健康維持につながることが分かっています。 

健康を保つことは健康寿命を延ばせるだけでなく、病院に通うための医療費がかからなくなるため、結果として節約にもつながり一石二鳥です。

 

みなさんも意識して健康維持に努めていきましょう。 

 

※距離、時間、消費カロリーはあくまで目安です。身長、体重等により異なります。

「体幹」最近良く耳にするが何?

最近良く耳にする体幹とは、いったい何でしょうか?

 

1.そもそも体幹とは

体幹は、特定の筋肉や体の部位を指す言葉ではありません。一般的には頭と手足を除いた胴体部分の全体が「体幹」と呼ばれています。

体幹にかかわる部位の重量は、全身のうち約46%を占めています。体幹の状態を整えなければ、寝返りをしたり座位を保ったりといった、日常生活で欠かせない動作の多くが困難となります。仮に手足だけを重点的に鍛えても、身体の中心である体幹がしっかりしていなければ、筋肉へとうまく力を伝達できず、充分なパフォーマンスを発揮できません。日常生活やスポーツで要となる筋肉を最大限活用するために、体幹を鍛えておく必要があります。

 

2.体幹を鍛えるメリット

 

2-1.姿勢が良くなる

 

正しい姿勢を保つためには体幹の筋肉が欠かせません。体幹の筋肉が弱いと、上半身を支える力が低下し、猫背になりやすくなるためです。トレーニングで体幹を強化すると、筋肉によって正しい姿勢を長時間保てるようになるでしょう。

 

2-2.力を発揮しやすくなる

強い体幹を持っていると、身体の軸がブレにくく、筋肉の力を最大限発揮できるようになります。軸が安定することで筋肉をスムーズに動かすことができ、頭で思い描いた動きと実際の動きとのギャップを埋めることができます。体幹を鍛えれば、プロのスポーツ選手でなくても、身体を動かす趣味や日々の運動でご自身の力を充分に発揮できるでしょう。

 

 

2-3.腰痛の予防・改善につながる

 

体幹を強化すると、腰痛など身体の不調が改善されます。体幹を鍛えて正しい姿勢をキープできるようになり、腰にかかる負担が減るためです。体幹には腹横筋や多裂筋といったインナーマッスルと、腹直筋や腹斜筋からなるアウターマッスルとがあります。トレーニングで両方の体幹にアプローチすれば、上半身を支えるのに重要な腰椎同士の連結を強化・安定させることが可能です。

 

腰(腰椎)は上半身の体重を支える部位であり常に負担がかかっているため、症状を改善したり予防したりするには、体幹をトレーニングすることが重要です。

 

 

2-4.疲れにくい身体になる

 

体幹の強化は、体を支える土台部分の筋肉をつける効果につながります。基礎体力をつけるだけでなく、関節への負担を軽減したり、筋肉の張りを予防したりできるでしょう。

 

そのため、重い荷物を運ぶなど負荷の高い行動をしても、疲れを感じにくくなります。また、内臓を支える筋肉についても体幹レーニングで鍛えられるため、身体の内側の疲れが原因となる不調も軽減可能です。

 

2-5.代謝が良く太りにくい身体になる

 

体幹を鍛えると、代謝がアップして太りにくく痩せやすい身体になります。代謝とは、運動をしていない間にも自然消費されるエネルギーのことです。筋肉量が多いほど、日々の生活で消費するエネルギー量が増える仕組みです。

 

体幹を鍛えて筋肉の密度を高めている方は、トレーニングをしていない方と比べ、同じ食生活をしても身体にエネルギーをためこみにくいです。

 

 

2-6.手軽にできてストレス対策になる

 

体幹レーニングは、運動不足の解消だけでなく、身体を動かすことによるストレス解消効果も期待できます。体幹レーニングをすると、セロトニンという神経伝達物質が分泌されるためです。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、精神を落ち着かせる効果を持っています。体幹を鍛えることは、身体の調子を整えるのと同時にストレスも解消できる、一石二鳥のトレーニングなのです。

 

 

「水泳」はダイエットになる?!

 

全身痩せを目指すのにおすすめの方法は「水泳ダイエット」です。

【1. 水泳ダイエットをするメリット】

 

水泳ダイエットの大きな魅力は、水着・キャップ・ゴーグルを揃えれば始められる手軽さ。また、地上で行う運動とは異なるメリットが得られることも特徴です。「ただ細くなるのではなく筋肉も付けたい」「健康的に痩せたい」という方は、ぜひ水泳ダイエットにチャレンジしてみましょう。

 

 

[1-1. 地上より消費カロリーが多く筋トレにもなる]

 

水泳ダイエットのもっとも大きなメリットは、地上で行う運動よりも消費カロリーが多いことです。水泳では、水中にいるだけでカロリーが消費されます。地上よりも水中のカロリー消費が増えるのは、プールでは陸上よりも体感温度が低くなり、体温を維持するのに身体がエネルギーを使用するためです。

 

また、水泳では全身に水の抵抗を受けながら運動するため、地上で同じ運動を行うよりも消費カロリーが2〜3倍になると言われています。効率よくカロリー消費することに加えて、水の抵抗によって筋肉に満遍なく刺激を与えながら運動できるため、全身の筋力トレーニング効果も期待できるでしょう。普段運動不足の方でも、水の中を歩いて大腿部の筋群と前脛骨筋を大きく動かすことで、体力をつけることが可能です。

 

[1-2. ダイエット以外の健康効果も期待できる]

 

水泳ダイエットには、全身のダイエット以外にも多くの健康効果が期待できます。たとえば、効率よくエネルギーを消費し続けることで基礎代謝が高まり、全身の血流促進効果が得られると言われています。血流が滞ることが原因で起こる「肩こり」や「むくみ」などが解消されたり、体温自体が上がることで免疫力がついたりするでしょう。

また、運動強度の高い水泳は循環器系にもよい影響を与えます。水泳ダイエットを通して心拍数を高めれば、肺活量が向上し、スタミナを鍛えることも可能です。水に触れることにはリラックス効果があるとも言われているため、ダイエットをしながら気分転換を図り、若々しい身体を維持することもできるでしょう。

 

[1-3. 関節の負担を軽減して運動ができる]

 

水中では身体に浮力がかかります。そのため、陸上運動では足腰・関節・靭帯などにかかる負担を、水中ではある程度軽減することが可能です。泳いでいる最中はほとんどが無重力になるとも言われており、ケガなどによって負担の強いトレーニングが行えない方にも水泳ダイエットはおすすめです。

 

また、ダイエットを行う上で多くの人の課題となるのは、「トレーニングを継続する」ことではないでしょうか。短期間で痩せようと厳しいトレーニングを行っていると、身体的にも精神的にもつらさを感じ、ダイエットを長続きさせるのは難しくなります。その点、水泳ダイエットはしんどくなったら水の流れに乗りながら休憩して息を整えることが可能です。「ハードに泳ぐ」「休憩を兼ねてゆっくりと泳ぐ」と緩急を付けられるため、ダイエットが長続きしない方でも運動を習慣にできるでしょう。

 

「ジョギング」有酸素運動!!

ジョギングは有酸素運動に分類され、ダイエットや脂肪燃焼、筋肉の向上、美肌や便秘解消、ストレス解消など、さまざまな効果が期待できると言われています。

【ジョギングの効果はいつから実感する?】

 

ジョギングは有酸素運動のため、エネルギー源として糖や脂肪が燃焼されます。

 

しかし、エネルギー源として脂肪が使われ始めるのには20分以上かかると言われているため、10分程度のジョギングでは効果を実感することはできないでしょう。

 

早い人でも2週間以上、一般的には3ヶ月以上の期間ジョギングに取り組むことで、期待した効果が得られると言われています。

 

【ジョギングは毎日するほうが効果的?】

 

体重を落とす目的でジョギングを行うのであれば、毎日走ることで消費カロリー量が増えることになります。

 

しかし、足腰に負担がかかりやすいジョギングは、初心者が毎日走ると筋肉を休めることができず、筋肉が増強する機会を失いかねません。

 

また、毎日走るとなるとモチベーションを保つことが難しく、三日坊主になってしまう人も出てくるでしょう。

 

1日おきなど週2~3日程度のジョギングであれば、走った翌日には体をしっかりと休めることができるため、体への負担が軽減され、筋肉を休めて筋力増強を図ることができるでしょう。また、続けやすいというメリットもあります。

 

【適切な服装で行う】

 

ジョギングの効果を高めるには、ジョギングに適した服装で行うことも大切です。通気性や吸汗速乾性の高いウェアを着ることで、汗による不快感や汗冷えを軽減することができます。

 

また、ランニングシューズや機能性の高いスポーツ用タイツをはくことで、膝や腰など負担がかかりやすい部位をサポートしてくれるため、快適な走りにつながり、継続しやすくなります。

 

【ストレッチとクールダウンをする】

 

ジョギングの効果を高めるには、走る前のストレッチとクールダウンをしっかりと行うことが大切です。走り終わった後はクールダウンを行い、マッサージで体を労わることで、筋肉の疲労を軽減できます。

 

【水分補給をする】

 

ジョギングは、走る距離や時間に関係なく、必ず水分補給をしましょう。

 

特に、体のエネルギーを消費するジョギングにはビタミン、ミネラルが不可欠なため、スポーツドリンクなどで水分補給を行うと、脂肪燃焼効果を高めることにつながるでしょう。

 

また、長くジョギングを行うときは、筋肉を動かすためのエネルギーとしてバナナなどの糖質を摂っておくことがおすすめです。

【無理をしない】

 

ダイエットや健康維持のためにジョギングを始めたばかりの人は、つい頑張って早く走ろうと無理をしがちです。

 

しかし、ジョギングはゆっくりと息が切れない程度のスピードで走る有酸素運動なので、頑張ってスピードを出すのではなく、ゆっくりでも長い時間走ることが大切です。

 

特に、これまで運動不足だったという人は、最初から無理をして走ろうとするのではなく、ウォーキングから始めるくらいの気持ちで、まずは長く続けることを心掛けてみてください。

 

【継続する】

 

最初から張り切りすぎて三日坊主になるよりも、1日おきや2日おきでも良いので継続してジョギングができるように取り組んでみましょう。

 

 

最近良く耳にする「高地トレーニング」とは?!

 

【高地トレーニング】

 

高地トレーニングとは、人間の環境への適応能力を活かし、運動能力向上につなげるトレーニング方法です。

高地とは、低圧、低酸素、低温の環境のことで、効果的な標高は1500~3000mとされています。高地では酸素濃度が薄いため人間の体は酸素を取り込みにくくなり、血中の酸素濃度が低下します。体は環境に適応した酸素濃度を確保するために、体内で赤血球数やヘモグロビン濃度を増加させます。この体の適応能力を活かして結果につなげることを目的としています。

【高地トレーニングのメリット】

 

競技特性に合わせたトレーニングを行うことで、さまざまなメリットが期待できます。

 

[酸素運搬・消費力のアップ]

 

低酸素の環境は、人間の酸素運搬機能に影響を与えます。酸素を十分に行き渡らせるため、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンと、筋肉中に酸素を運ぶミオグロビンが増加します。高地に比べ十分な酸素のある平地に戻ると、以前よりも酸素の運搬能力や筋肉での酸素消費能力がアップしているので、パフォーマンスの向上がみられます。

 

[持久力のアップ]

 

全身持久力を計る指標として、1分間で体内に摂取できる酸素量を量る「最大酸素摂取量(VO2MAX)」というものがあり、この値が高いほど持久力が優れているとされます。

高地でトレーニングを行うことで、酸素の運搬能力・筋肉での酸素消費能力が高まり、最大酸素摂取量が向上します。

また筋肉への酸素供給が十分に行われるため、全身持久力と共に筋持久力も向上する効果が期待できます。

【最後に】

 

人間の環境への適応能力を活かし、結果につなげるのが、高地トレーニングの最大の特徴といえるでしょう。競技種目や目的に合わせ、適切な負荷・期間を設定して行いましょう。

平地ではかけることのできない負荷をかける分、体の能力を引き出すことができます。高地トレーニングの特性を上手に利用して、パフォーマンスアップにつなげていきましょう。