第二の心臓「足の裏」!!

【裸足で過ごす時間が、姿勢・運動神経・脳にも大きく影響】

 

足の裏は「第二の心臓」とも呼ばれ、全身のツボがある場所。室内で裸足になることには、実にたくさんのうれしい効果があります。

①血流の改善につながる

 

足裏には多くの毛細血管があります。裸足で歩くことで足の筋肉が使われ、血液を心臓に押し上げる「血管のポンプ作用」を促進します。血液が全身をめぐって冷え性改善や代謝の促進につながり、血流改善、体内の老廃物排出、疲労回復などの効果が期待できます。

 

体幹、運動神経の発達に影響

 

裸足で足の指を使って床を踏みしめて歩くと土踏まずが形成され、体幹が鍛えられます。土踏まずは、立った時のあらゆる運動の制御と運動神経の発達に大きく影響しています。特に、子どもにとっては裸足になることがとても大切です!!

 

③リラックス効果

 

足の裏にはたくさんの副交感神経が走っています。副交感神経は、寝ている時やふっと力の抜けた時に働く神経です。裸足で床を踏みしめて歩けば副交感神経も刺激されます。そのためリラックス効果を得られます。

 

④姿勢矯正

 

裸足で床をつかむように歩くことで、身体が安定して筋肉や関節への負担が減ります。その結果、猫背、肩凝り、腰痛、巻き肩、ストレートネックなどの改善や解消効果も期待できます。

 

⑤脳の成長にも良い

 

足裏からの刺激は、脳の成長や記憶力にも影響があります。2016年、米・フロリダ大学心理学部で靴着用と裸足で走った後に記憶力のテストを実施。両者を比較したところ、裸足で走った後の方が16%も記憶力がアップ!足裏の刺激は脳の働きも活性化するようです。

【畳】

 

そんなイイこと尽くめの裸足で過ごす、夏にピッタリの住まいアイテムといえば、「畳」です。

天然のイ草素材の畳は「呼吸」しています。

イ草のスポンジ状の断面から湿気を吸収して稲わらの空洞部分が湿気を放出します。天然イ草の畳は1枚で500㏄の湿度を調整する働きがあり、化学物質を吸着する空気浄化作用も。畳の表面が含んだ空気によって「断熱効果」も生まれるため、夏の暑い日、ひんやりとしたさわやかな感触を与えてくれるのです。