「土踏まず」とは必要?!

 

あなたの足の裏に土踏まずはありますか?土踏まずとは、足のへこんでいる部分のこと。足がアーチ状になっていたら土踏まずがあるといえます。

アーチ状ではない平らな足、いわゆる偏平足になっている人は注意が必要。なぜなら土踏まずがなくなると、私たちの体にさまざまな不調が生じるからです。

 

土踏まずの必要性や、土踏まずがなくなる原因やないことの欠点等みていきましょう。

 

【土踏まずの必要性】

 

足の裏にある土踏まずとはその名の通り、土を踏まない部分のこと。つまり、地面に接しない部分です。こう聞くと、「地面に接しないなら必要ないのでは…?」と思うかもしれません。

 

しかし土踏まずは私たちの体にとって大事な役割があるのです。土踏まずは、地面からの衝撃を緩和する働きをしています。衝撃を緩和することで、腰痛やひざ関節の痛み、足の疲れなどから体を守る役割があります。

 

「疲れやすい」「腰痛になりやすい」という人は、足の裏を確認してみてください。もしかしたら、土踏まずがなくなってきているのかもしれません。

【土踏まずがないことの欠点】

 

[足底腱膜炎などを起こす可能性がある]

 

土踏まずがなくなると、足底腱膜炎などを起こす可能性があるといわれています。足底腱膜炎とは、かかととつま先の骨をつなぐ腱の周りが炎症を起こし、かかとの内側前方から中央にかけて痛みが生じる症状をいいます。

 

[怪我や転倒をしやすくなる]

 

土踏まずは、地面からの衝撃を和らげるだけでなく、重心のバランスを取る役割もしています。そのため、土踏まずがなくなると怪我や転倒をしやすくなる可能性があります。

 

[姿勢が悪くなる]

 

土踏まずは重心のバランスを取る役割があるため、なくなると姿勢が崩れやすくなる恐れがあります。姿勢を保つためにも、土踏まずは必要なのです。

 

【土踏まずがなくなる原因】

 

土踏まずがない状態、いわゆる「偏平足」になるのは高齢者や女性が多いといわれています。また、成人の場合は過度な運動や長時間立ち続けることによって、土踏まずがなくなる場合もあります。

 

【体にとって大切な役割のある土踏まず】

 

 

 

 

土踏まずは、足の疲れや痛みを和らげてくれることに加え、腰痛や怪我の予防などのさまざまな役割があります。

 

足裏を鍛えることで、土踏まずを取り戻すことができます。