昔なら男の象徴的な「ヒゲ」今では邪魔物扱い!?

 

年齢や気候によって違ってきますが、平均して1日に0.2mmから0.4mmくらい伸びます。

原因はまだよくわかっていませんが、一日のうちで朝方、午前6時から10時ごろまでが1番で伸び反対に昼間はいちばん伸びが悪く、夕方からまた少し伸びてきます。深夜になると徐々に伸びが悪くなってきます。季節毎に見ると、ヒゲは秋にもっともよく伸びます。9月をピークにして下がり始め、2月が最低。春からまた伸びが大きくなります。

 

【髭を剃れば濃くなる?】

カミソリを使用することにより体毛が濃くなるという医学的根拠はないと言われています。一般に言われているように、体毛が濃くなるように思える原因は、まず第一に剃り始めた年齢による誤解。

体毛は生え始めた時はまだ産毛のように柔らかいですが、体が成長していくにつれてしっかりとした毛になっていくため、生え始めたときからカミソリを使用しているとだんだん濃くなっていくというように感じられます。それに、カミソリで剃った後の毛は剃る前の毛先と比べて、切断面が広く、黒い面積が目立つため剃る前より黒く感じられるのです。

【髭剃りの仕方について】

カラ剃り(何も付けずに剃ること)は、刃のすべりも悪く一番肌に負担がかかります。また、ヒゲも硬いまま剃ることになるので刃にも皮膚にもよけいに負担が増し、いいことはありません。水とお湯をくらべると、水よりもお湯の方がヒゲが柔らかくなり、剃りやすくなります。また、人間の痛覚は33度くらいの温度の時が一番鈍くなります。昔から使用されてきた石けんは、刃のすべりも良くなるため、肌の負担も小さくなります。それに、刃の切味を悪くする要因の一つである、顔面に付着した老廃物や脂肪を落とすのにも役立ちます。また、ぬるま湯で泡立てた石けんなどを使うとお湯と同じぐらいヒゲも柔らかくなり、いいことづくめですが、人間の皮膚は本来、弱酸性に保たれており、アルカリ性である石けんを使用すると肌がアルカリ性に傾き、肌が刺激を受けやすく、いためやすくなります。

洗顔料等を使用するときは弱酸性のモノを使用するとよいでしょう。プレシェーブ剤は従来の石けんでまかなってきた役割を果たすものとして開発されてきました。石けんが果たしてきた役割、「刃の滑りやすさ」「ヒゲなどのすばやい湿潤・軟化効果」が手軽にでき、また、石けんにはない、「保湿効果」なども加えられたものです。石けんより1歩進んで、より肌のケアまで考えた仕様剤といえます。

 

昔なら男の象徴的な「ヒゲ」が、今では不必要とされています。

綺麗に早く無くすには専門家に相談してください。